周りに流されやすい?流されにくい?その心理とは?



良し悪しの判断は多数決?本当にそれで良いの?

子供の頃から当たり前のように何かを決める場合多数決で判断する事が多くありませんでしたか。多数決がフェアな場合もありますが、それが実際正しいかどうかはわかりません。場合によっては多数決は危険な事もあります。多数決に流されず、良し悪しを判断するにはどうしたら良いのでしょうか。

人と同じが安心できる心理

日本人だけではありませんが、非常に日本人らしい習性のひとつとして周りと同じが安心する心理があります。同じレベルでの生活や、同じような行動パターン、同じものを持つという習性は日本人が教育を受けてきた多数決の心理や、グループ意識にあると言えます。戦中の教育というのは、周りと同じ行動を強制する部分があり、戦後に至ってはメディアなども含め自分の意志で行動するよりもクラスや家族に合わせた行動を良しとする傾向が多く見られます。

逆に、一人だけ異質な行動を取ったり意見を言った場合は仲間外れにされたり先生に注意されたりする事が多く、例えそれが悪い事でなかったとしても負として扱われるような傾向がありました。その傾向によって、自分の意見をきちんと話す事ができないまま育つ子供もいます。自分の意見が違っていても周りに合わせていればややこしい事にならないという心理が働くのです。

とても身近な状況だと、何人かで食事に行く事になりどこに行きたい?とそれぞれに尋ねるとどこでもいいですよという返事が返ってくる事が多いはず。そして、意見が出ずに困った幹事が二択で提案するとまた周りを気にして決まらない。仕方なく幹事が決めると同意し食事に行くのですが、こっそりと後から本当は別な所に行きたかったなどと言う人がいるのです。これは、自分の意見を言った人に対して自分が批判されない為に意見を言わないという例です。せっかく意見を出してくれた人に対して失礼ですよね。

周りと合わせて安心するという思考回路は、その物事に対してどのようにすべきかというポイントを自分で考えず周りの意見に合わせるだけとなってしまいます。本当にその意見で良いのか、もっと良い解決策はないのかを自分の頭で考える必要があるのです。

意見を交換する習慣をつけよう!

多数決で意見を決めようという場面はあると思いますが、その前にお互いの意見を交換する習慣をつけていきませんか。同じテレビ番組を見て同じように感じる人もいれば、まったく違う感想を持つ人がいます。テレビ番組がまとめた意見に沿う人もいれば、違う考えを持つ人もいます。それぞれ様々な考え方があって当然であり、その意見に対して意見を交わす事はもっと大事。隣の家の人が人気の家電を買ったからといって、自分の家に必要かどうかというのは考えるべき。本当に欲しいなら別ですが、同じものを持つ事で仲間意識を生むというような思考は、物の本質もわからないまま意味のない事ばかりになってしまいます。

多くの人が言うから正しいという考え方は、危険性も含まれています。日常の中で言うと、誰かがあの人嫌いと言い始め少しずつ同じように思ってしまう人が増えだし、気づいたらほとんどの人がその意見に賛同するように。みんなが嫌うから私も嫌いという理由でイジメにあうような事にもつながります。このように多数決という考え方は時に危険な思考にもなりやすいのです。正しい判断が出来ないような事を多数決に頼るのは良くありません。時には、多数決で解決できるような問題もありますがすべての物事を多数決で決めるのは良い判断ではありません。自分の意見もひとつの責任であること、そして違う意見を言った人を異質な目で見たり差別するような事をせず、正々堂々と意見を交わす習慣をつけていきましょう。

まとめ

多数決が平等な判断である場合もありますが、そうでない場合もあるという事を認識しておきましょう。そして、意見を言うという事を恐れず日常から物事を自分の頭で考える癖をつけましょう。誰かがするからする、誰かが言ったからそれでいいというような考え方ではなくそれぞれの意見から作り上げていく発展性のある考え方にしていきましょう。



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