年金生活は海外で?タイならどれくらいの費用で生活できるのか?



日本での年金生活に不安を抱えたり、今の暮らしに疑問を持つ人も多いのではないでしょうか。自分の貯金だけで余裕に暮らせる人は心配ありませんが、ほとんどの人は難しく年金に頼って暮らす希望は持てないと感じています。そんな人達が最近注目しているのは海外移住。特に住みやすさから人気の高い東南アジアのタイは注目を浴びています。

生活スタイルに合わせて住む街を選ぼう

 

仕事をリタイヤしたご年配の人に人気の移住先ナンバー1は、北タイにあるタイ第二の都市「チェンマイ」。チェンマイは日本で言うところの京都のような古都。第二の都市と言っても、のどかな小都市であり小さくまとまった街は、のんびり過ごしたい人に向いています。空気も首都バンコクより良く、外国人も住んでいる為落ち着いた暮らしが出来る場所です。

とにかく賑やかで便利な街が好きな人には、首都「バンコク」がおすすめ。日本のスーパーやドラッグストアなどもあり、日本にいるのと同じような暮らしができます。地方では足が不便ですが、バンコクなら公共の乗り物で安く移動できるのも魅力。リタイヤメントの方でも、現地採用で頑張る人でも、ノマド生活を送る人でも暮らしやすい街です。

海の側で暮らしたい!という人には、タイ東部にある「シラチャ」がおすすめ。シラチャ近郊にある日系企業に勤める日本人が多く住んでいるので、バンコクに負けないくらいの日本環境が整います。ゴルフが好きな人や、東部きっての歓楽街パタヤなども近くのんびりと便利に過ごしたい人向けです。

どんな人がタイ移住を目指して来るのか

以前は、様々な人がゆるい東南アジアの暮らしを求めてタイに住んでいました。しかし、ここ最近不法に滞在する外国人を排除する為にビザが厳しくなっています。その為、タイに移住したいと思ってもビザの関係上以前のようにいわゆるビザランを繰り返す生活は難しくなっています。これは、治安的に良い事であるのでタイ在住者には有り難い政策です。

タイ移住を目指す人でよくいるのが、日本で退職をしたリタイヤメントビザを保有した50歳以上の人。早期退職などをしてリタイヤメントビザを取得し、日本と行き来する人がいます。家族同伴で来るケースもありますが、ほとんどは男性が一人で来て現地の女性と出会い身の回りの面倒を見てもらうようなケースがよく見られます。

年齢関係なくタイに住みたいとやってくる人の手段は、現地採用で仕事を得てビジネスビザを保有して滞在。日系企業が多いタイでは、多くの求人がある為若いうちから就職の為に出てくる人や、日本での経験を活かしてステップアップする為に海外就職をする人もいます。ただ、日本での就職と違って即戦力を求められる為、安易な気持ちでの就職は長続きしません。

いきなりの就職に不安な人は、現地採用の中でもタイ移住に取っ掛かりやすい日系のコールセンターに就職する人がいます。給料は安いですが、日本語だけで働けビザも出るのでタイに慣れるまで勤める人も多くいます。中には、年配の人でもビザの為だけに勤めている人もいます。ここで、人脈を作ったりタイ生活に馴染んで転職する人が多い場所です。

よくあるタイに住む理由のひとつに、タイ人女性絡みのものもあります。ただ婚姻関係にない場合、ビザが厳しくなった今長期的にいるのは難しくなっています。金銭的に余裕がない場合、空路を行き来する事が出来ないと無理になってきています。ノマドと呼ばれる人も同じ理由で難しくなっています。しかし、空路での行き来が可能な金銭面での余裕があれば問題ないでしょう。

どんな生活模様なのか?一般的な生活イメージ

タイの気候は、乾季と雨季に別れます。基本的に30度前後の日が多いですが34月は40度を超える暑さとなります。そして、121月あたりに20度を切るくらい冷え込む日もあります。北部では、もっと冷え込む場所もあるので冬の洋服も必要となります。

タイの生活で大きく違うのは食事のスタイル。地方で異なる場所もありますが、バンコクなどではタイ人は自炊をあまりしません。ある程度の場所であれば、朝から晩までどこかしらの屋台や食堂が開いています。タイ人は出勤前に朝ご飯を買って会社に行き、会社に着いてから食事をします。夕飯も外で買って食べたり、屋台で食べて帰ったりするのが普通です。その為、タイの普通のアパートにはキッチンは付いていません。必要な人は、自分で電気調理器を買ったり簡易コンロを使ってベランダで調理します。最近の都市部などのコンドミニアムには、キッチン付きとなっているので、日本人の多くはコンドミニアムに住むケースが増えています。タイ料理が苦手な人は、自宅で日本食を作る事もできますが、一人暮らしの場合は自炊の方が高くつきます。

バンコクや地方都市には、デパートやショッピングモールがありセブンイレブンなどのコンビニもあります。食事も物質もほとんど困る事がありません。医療的にも都市部にはインターナショナル病院もあり海外旅行保険を持っていれば負担なく最高の待遇を受けられます。現地採用であれば社会保険に加入できるので指定ローカル病院を無料で使えます。

気になる費用は?

 

タイの現在の物価は、以前に比べると上がっていますがそれでも日本で生活するよりは安いものもまだ多くあります。しかし、これも生活のスタイルによるので安いと思うのか高いと思うのかは個人で違います。バンコクを例に取ると、食事をタイ料理だけで問題なければ一日400円程度で済みます。日本食を外で食べたい場合は食事だけで、一食1000円くらいみておきましょう。お酒を飲む人は、屋台で飲むなら安く済みますがレストランとなれば食事と合わせて3000円位。どんな生活を送りたいかによって生活費はまったく変わってきます。

住まいに関しては、これもピンキリ。安く済ませたいのであれば、タイのローカルアパートがベター。1万円から2万円ほどで借りる事が出来ます。エアコン、家具付き、警備員も24時間いるので中流以上のタイ人が住むアパートなら安心して住めます。やはり日本に近い住まい環境に住みたいという人は、コンドミニアムがおすすめ。値段はピンキリですが、安いステューディオタイプなら3万円位から選べます。6万円位出せばプールやジム付きのコンドミニアムに住む事もできます。もちろん、ロケーションによるので何を優先するかになります。賃貸がほとんどですが、外国人でもキャッシュであればコンドミニアムを買う事ができます。住まいとして利用したり、家賃収入として購入する人も多くいます。

バンコクで程よくローカル生活と日本の暮らしをミックスして暮らせるのであれば、月15万円もあれば貯金も出来るほどの暮らしが出来ます。もっとセーブするのであれば10万円くらいでも可能。田舎が安いと考える人もいますが、足がないのでバイクや車を買う必要性があり、日本の田舎と都会のコストバランスと同じだと言えるでしょう。安く暮らすのであれば、バンコクの安いアパートに暮らし、屋台料理を食べていればもっと安く済みます。そして、季節があまり変わらない為衣料には日本よりお金がかかりません。何でも良ければ、露店などで安く済ませる事もできます。

気をつけたいこと

タイ移住でまず考えておくべき事はビザ関連。退職者が仕事以外の目的でタイに滞在する場合は、条件次第でリタイヤメントビザを取る事ができます。仕事が目的の場合は、ビジネスビザの取得が義務付けられています。語学習得を目的の場合は、学校によりですがEDビザの取得ができます。観光ビザは非常に厳しくなっている為、延長一回はできますが以前あったダブルビザは現在廃止されています。

タイ人の気質も理解しておく必要があります。微笑みの国タイランドという温和で優しいイメージのタイですが、当然それだけではありません。非常にお節介なほど親切な時もあれば面倒な事は我関せず。非常に感情が豊かな為喜怒哀楽も激しい人が多いです。自分の気分が優れなければ不機嫌さを隠しませんが、急に普通に戻ったりするマイペースさがあります。仕事中の考え方も日本とは大きく違います。空いている時間はスマホで遊んでいたり、何かを食べていたり、電話をしていたりする人が多くみられます。これを頭ごなしに注意すると、翌日から辞めてしまう事もあります。初めて来た人には驚きばかりですが、これが決してマイナスな事ばかりではなく仕事を楽しくさせると彼らはとても力を発揮します。時間は掛かってもタイ人を知っていけば、日本以上に面白い経験ができるでしょう。

タイは、比較的治安の良い街です。最低限の事を守っていればむしろ日本より安全ではないかと思います。タイでの殺人や悪質な事件は、大抵身内の金銭トラブルもしくは男女関係のトラブルです。タイ人は、恋愛に対して情熱的で感情的。もし、浮気がばれたら命の危険もあるので、軽はずみな事は命取りとなります。

まとめ

日本と真逆に近いタイ人は、悩む事を忘れてしまうくらい楽天的。彼らのゆるさにイライラしてしまう人には難しいですが、タイ人は日本以上に人のつながりを大事にします。タイ移住の良さは、経済状態に応じて滞在手段を選べるところ。お金に余裕があるなら日本同等もしくはそれ以上の住まいで暮らせますし、余裕があまりなくてもそれなりの暮らしができます。親日家で日本のものが溢れるタイは、海外移住初心者でも簡単に暮らせる場所と言えるでしょう。マイペンライ、サバーイという日本語には表現しづらいタイ語があるように、楽観的で明るいタイに暮らしてみませんか。



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